目の手術

昨年、レーザー、周辺虹彩切除術、そして眼圧ＭＡＸになって

白内障の緊急手術（レンズの厚みを替えることで眼圧が下がることがある）を

受けてから1年が経ち、眼圧は目薬によって30前後をキープしていました

正常眼圧は１０～２０mmHgなので、それでも高い感じでした



今回受けたのはマイクロパルスという新しい手術で目が受けるダメージは

少なく海外では効果が認められている方法です

黒目の周りを何往復かレーザーを当てて毛様体を光凝固させて

眼圧を下げるというもので、再度上がったとしても再手術が可能だそうです

緑内障の手術は、残念ながら失った視野や視力を回復させるものではなく

眼圧を下げる目的で、うまく下がれば目薬の数も減らせるというものです





目の手術というのは、意識があるし耳は聞こえているので

何度受けても気持ちのいいものではありません

点眼麻酔の後でも、眼球に麻酔の注射針が刺さるのもわかります

今回は、手術室前で1時間待機になり結構冷静に観察していた部分もあり

術中は、昔観ていたドラマ「age35　恋しくて」の挿入歌「めぐり逢い」が

BGMで流れていました



数を数えながら器具が黒目の周りを滑るのがわかりました

実は、顔にかぶせられたカバーの中では緊張していたのです

何往復かした後、先生が「練習終わりまーす」と言われました　

私の心の中で髭男爵が「練習やったんかーーーーい！」と叫んでいました

途中「難しいですね」とか言われて「えー、簡単じゃなかったの？」という

心の声が聞こえたり

「あっ、出血が・・・」とか聞こえてきてなかなかの緊張でした

終了後にモニターを見ると血圧が160越えでした

普段は90ぐらいなのですさまじい緊張だったのでしょう（笑）




手術後1週間は、目は使わないようにしていました

翌日かっぺをとったら、白目が赤目になっていてホラー映画みたいでした

眼圧は26ぐらいに下がっていました

普段の目薬は３種類から２種類に減らして様子見になりました

その後たぶんまた上がっていたみたいで頭痛と目の重みがありました

1週間してようやく白目が見えてきた感じです

頭と顔が翌日から洗えたのは、これまでの手術よりずっと楽でした



そして、10日後ぐらいには17と、これまでに見たことのない低い値でした

次は一か月後の検査ですが、目薬は一生モノなのでこれからも

なが～いおつきあいです（京都銀行の回し者！？）



夏の終わりに身体の柔らかい部分があせもみたいに真っ赤になってから数週間と

引き続きの手術で長い間ほぼお酒を飲んでいなかったのですが

ようやくお酒の許可が下りて、家でゆっくり飲んでいます

お酒を飲めるって幸せなことです