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懐かしい自宅へ [介護]

ご訪問&nice本当にありがとうございます

とりあえず記録と記憶のため「書き逃げ」させていただいて

少しずつ皆様のところにご訪問させていただくことをお許し下さい




私は、母に万が一のことがあったら母が大切に守ってきた家に連れて帰り

寝かせてあげたいと思っていました

今回、その「万が一」が起こってしまったのですが

病院でお支払いを済ませたら寝台車を頼まなければいけなかったのですが

病院でもらったリストの葬儀屋さんと田舎の葬儀屋さんに電話をして

結局田舎の葬儀屋さんに全てをお任せすることにしました


同時進行で親戚やお寺さんにも状況を伝え、ひとりの叔母には病院に来てもらい

寝台車に一緒に乗って帰ってもらうことにしました

私は、叔母に母のことを任せて、タクシーで役所に死亡届を出しに行き

家に戻って用意していた荷物を取って、そのままタクシーで田舎に向かいました



私が実家に戻った時には、母はもう懐かしい部屋で寝ていました

母は、大阪の施設に入ってから全く田舎に帰ることはなかったので

一晩だけでもゆっくりしてほしいと思いました



その後は、延々続く葬儀屋さんとの打ち合わせや

お寺さんが枕経をあげに来てくださったりで気が付いたら夜遅くに

なっていて、その晩は従姉が一緒に過ごしてくれました

たまたまLINEをくれたママ友が「お手伝いに行きましょうか」と声をかけてくれたり

私が大変なときにはいつも心優しい人たちがまわりにいてくれて

本当に人に恵まれていると心から感謝したのでした




翌日は、朝からバタバタでこの日も葬儀屋さんと打ち合わせをしたり

叔母たちと選んだ遺影をお渡ししたり、棺に入れる母の愛用品や

認知症が出た頃に、私の娘がおばあちゃんに毎日書いていた絵手紙などを

選んでおきました

ご近所さんが母の顔を見に来て下さったりしている間に家から出棺する時間になり

寝台車には、母が大切にしていた場所を何か所か回っていただいて

葬儀場に移動しました



そこで待っていたのは、初めて見る「湯灌(ゆかん)」でした




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