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明るい患者 [ひとりごと]

写真の整理ができていないため、今回まで読み物にさせていただきます


この4ヶ月、腰痛に悩まされここ数日は前かがみや立ち上がるのが困難な状況になり

着替えもままならず日常生活に支障をきたしています


まずは(昨年検診で言われた)結石やポリープを再検査してもらい

2ヶ月ぐらい経ってから整形外科でレントゲンを撮り(骨に異常はなし)

牽引をしてもらいましたが、あまりにも長引くので

子宮がん・乳がんの検査も受け、最後に内科にも行きました



内科の先生は長年私がとても信頼している方です

まずは体重測定、問診

「その体重はこの6ヶ月で急激に減った数字?」と言われました

「いえ、変わりないです。なんなら増えたくらいです(苦笑)」

そして「なぜ、まずは整形ではなく内側から攻めてみようと思ったのか」という

疑問を投げかけられました

私は「ただの腰痛なら心配ないと思いますが、なかなか治らないし

(内臓系のがんで)骨転移していたら怖いからです」と言いました

食欲はどうか、これまでの血液検査で異常と出たものはあるかとか

仕事中の姿勢や各科での検査結果などを細かく聞かれました



そして最後に先生がひとこと

「入って来る時からあんなにニコニコして血色も良くて明るい骨転移患者はいない!

 もしも深刻な状況ならこの数か月でもっと痩せてますよ~!!

 腰痛が治らないっていうけど、二十歳ちゃうねんから」と言われました

いや、四十歳とは思っても、誰も二十歳だなんて思ってないけど(笑)

帰り際にも「我々も、もう若くないねんから」と言う言葉が背中に刺さりました

「我々」というところに他人事にはしない愛情を感じます(笑)



大阪のお医者さんは、結構面白い!随所に笑いを絡めてきます




そして、翌日は久しぶりに地元の眼科に行きました

大学病院での治療がうまくいったのでこれからはまた元の先生にお世話になります

大学病院からの報告書を読みながらの診察となりましたが

緊急入院時に70と聞いていた眼圧は実際には76もあったそうです

普通に電車で検査に向かい検査を進めていくうちに

「救急車で運ばれるレベル」と車椅子に乗せられていきなり病人になったこと

1回目の緊急手術の後、2回目は最新式の手術で

各専門分野の先生がチームを組んで挑んで下さったこと

最新の方法を提案して下さったこと

全てが本当にラッキーで感謝の気持ちなんですと言ったら

「あなたのその明るさと前向きさが病気を治しているのよ

 同じ状況を患者さんに伝えても、受け止められない、後ろ向きになる人もいます」

と、2日連続でお医者さんに「明るい患者認定」をいただきました

そして検査機械で私の目を見て

「あなたの角膜は以前に見せていただいていたときと変わってない!

 眼圧も見たことのないぐらい下がって維持しているし

 あなたの角膜をほめてあげたい!!よく頑張った!」と

小泉元首相のように叫ばれました(笑)

あれ???私じゃなくて角膜がほめられてる(笑)

珍しくて厳しい症例なので学会で報告されるレベルの手術らしいです







そしてカラダ問題をもうひとつ

ここからは、汚い話ですのでお食事中の方は未読スルー

もしくは目を閉じてお読みくださいm(__)m



先日、まっ白い便が出ました

白い便といえば、息子が生後10か月ぐらいのときに入院した「ロタウイルス」か

バリウム後のものしか見たことがなく、見た瞬間

ぬおおおおおお~私の余命は幾ばくも無い??」と思いました

ネットで調べると、肝臓ガン、胆のうガンや胆管ガン胆道閉鎖症、膵臓ガンと

恐い病名が並んでいました

2~3日続くならすぐに病院に行った方がいいと書かれていました

忍び寄る黒い影・・・なんてゆったりしたものではなく

いきなり全身に黒マントをかけられた気分・・・



翌日トイレに行ったときはさすがに心臓をバクバクさせながら見ましたが

普通に戻っていました

どうやら原因は前日に2切れだけ食べた「A5ランクの和牛」だったようです

あまりにも脂肪分が高く、庶民の私の膵臓は処理できなかったようです

チャンチャン♪




長々とおつきあい下さりありがとうございました

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